セーリング イエールオリンピックウィーク
wrote by matsunaga

サブレッツから車で移動することおよそ1時間。フランスのイエールにてイエールオリンピックウィークが開催されました。今大会はグレード1の大会であり、世界から各クラス相当な数の選手が集まります。470級が116艇、レーザーはなんと200艇近くにもなります。大会の規模、会場での雰囲気など日本のレースでは到底考えられません。オリンピックイヤーの前の年ということもありオリンピックを目指す選手はほとんど来てたのではないでしょうか!
去年はまったく良いところなく終わったイエールオリンピックウィーク。プリンセスソフィアとスプリングカップの反省をした結果、スタートの仕方を考え直しました。基本的には出遅れて苦しい展開になることが多かったので、思い切っていこうと…1レースはリコールしてもいいやという気持ちで。そして、初日の第2レース。アウター有利で抜群のスタート。即タックを返し、全艇の前を通ります。そして、さらに抜群のコースどりでダントツのトップ回航をするも、リコール。かなりきわどかったですが、どうやらスタート時のスターボーからポートにタックした時にバウが出てしまったような感じだと思います。結局このリコールがひびき、予選落ち。あらら…せめて出たリコールなのでそれほど悔いはありませんでした。スタートの考え方は基本的には簡単なはずなのです。スタートラインに対して自分達のタイミングで時間に合わせて加速する。ただそれだけ…それだけなのですが、他艇がいるだけで、惑わされたり、タイミングがとれなかったりします。
面白いものです。ヨットレースって!!!どんなにレベルが高くても、フリートが多くても、自分達の走り、考え方がしっかりあれば周りなんて気にならないと思います。まだ、負けている部分があるから自信が持てない。もう少し、足元を固めなくては…

イエールにて。今年は一回もミストラル(強い北風)が吹かなかった。
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