セーリング スプリングカップ
wrote by matsunaga

フランスのツーロンという街の近くにある、サブレッツという場所にてスプリングカップは開催されました。3年前のアテネオリンピック前に、1度同じ場所でレースに出たことがありました。その時は、軽風からド強風まで非常に良いレガッタでした。確か7位でレガッタを終えたと記憶してます。
うって変わって今年は風がない。ほんとに吹かなかったスプリングカップ。初日だけそこそこの風でレースできたものの、翌日からは連日の弱〜い沖からのシーブリーズ。風は2mあるかないかといったところです。艇速が引き出せずに非常に苦しい展開が続きます。どうやらクローズホールドでのセールの展開が良くなかったようです。そして、ダウンウィンドでもボートスピードが悪く、なかなか前の艇を抜かすことができません。そして、レース展開も逆サイドに出てしまうことが多く、だ〜め駄目!昔から特別ボートスピードに自信があるわけではなく、どちらかというとレース展開力で勝負してきました。その展開力が近年、海外にきたら発揮できてません。精神的余裕、タクティカル(他艇に対して)な部分での考え方に問題がありました。
第1上マークの順位が悪いことにも問題がありますが、それ以上にずるずる順位を落としてしまうということが何よりも問題でした。プリンセスソフィアでもそうでしたが、1度くるった歯車はそう簡単には戻らない。何やっても駄目。自分達が今まで何をやってきたか考える日々。開き直ってレースに集中しようとするもそれでも駄目だったり…こういう時もあります。きっと今は我慢の時なんだと。最後には勝利の女神は私達に微笑むはずです。私達のチーム名はFEEL FINE(いい感じ)ですから。

レース中。風が弱いです。
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