セーリング 沖縄合宿
wrote by matsunaga

メンソーレ!やっぱり冬は寒くて練習のモチベーションあがらないからという理由から沖縄に来ちゃいました。飛行機で那覇に到着するやいなや上着を脱いで半袖になりました。沖縄といっても本島ではなく、座間味島という島に来ました。那覇からフェーリーで2時間程西に向かったところに位置しており、人口わずか600人というとても小さな島です。サンゴがとても多く海も綺麗なことから、ダイビングスポットとして有名なようです。特に冬の沖縄は海が1年で1番綺麗らしくダイビングには最高とのこと。
座間味の港から出艇して、島の合間をぬうようにして沖に出て行きます。そのロケーションがほんとに綺麗なんです。もう最っ高!僕達が練習を始めた初日から非常に貴重な体験をすることができました。気持ちよくプレーンニングしながらクローズホールドをはしってると、海面の正面から戦艦のような黒いものが浮上するじゃないですか!!!鯨です。鯨だけにみんなでホエール!ホエール!残念ながら鯨を写真におさめることは出来ませんでした。鯨を間近でみるとすごい迫力です。ジャンプしまくってました。フネの下でジャンプされたら470がどれくらい飛ぶのだろうかと想像しちゃいました。こんな経験そうそうできるものじゃありません。そもそも今回座間味島を選んだ理由としては、470でホエールウォッチングを楽しむツアー??ではなく、いい風とビッグウェーブを体験することです。本州では冬といっても風がない日は多いし、いい波があるところといえばほとんど限られています。連日の強風!最高4メートルにもおよぶビッグウェーブ。ランニングをはしっている時はジェットコースターのような傾斜です。!波の谷間に入ると周りの艇がまったく見えなくなります。その一瞬はまるではるか遠洋に出たかのように、非常に孤独になります。
今回は小松さんを筆頭に合宿が行なわれ、470が4艇、レーザーが2艇の参加になりました。2月の3日から海に出て、15日まで練習しましたが、この時期にこれほどいい条件の中で練習できたのは、日本ではおそらく僕達だけでしょう。技術面での向上以上に精神的に強くなったのではないかと思います。練習最終日となった15日は島1周レースをしました。最終日だし景色を楽しみながらはしればいいやと思ってるとみんな実に真剣!僕達も楽しむどころかいつしかレースモードに。やっぱりみんな中途半端にセーリングを楽しむことができないんだな〜と思いました。ヨットに乗る限りは最善を尽くす。それこそが最高のセーリングの楽しみ方なんだと。僕達の周りにいる人たち(特にナショナルチームの面々)はみんな同じ。いい意味でヨット馬鹿です。今回、座間味島の方々には大変お世話になりました。生活の面からお食事までご馳走になり本当にありがとうございました。出来ればもうちょっと座間味にいたかったな〜…
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